U12世代のジュニアユース選び〜情報収集・選び方

今年のGWも緊急事態宣言となり、都内では多くのスポーツに影響が出るだろう。

幸いウチの息子のチームは練習はストップしないと思うが、都立のグラウンドを利用していて閉鎖されてしまうとひとたまりもないチームもあるだろう。

健全な子供の成長を考えると、スポーツが止まるのはなんとも言えない気分になる。

ただそんな中であっても、今年もジュニアユースへの練習会やセレクションはほぼ予定通りに進むだろう。

最終的にどこに行くかというのは子供の判断を尊重する場合においても、その判断する上で親がある程度子供と情報を共有しておくことも大切だ。

昨年を振り返りながら、ジュニアユースの進路を決める上で考えたこと、調べたことなどをまとめておきたい。

どのようにジュニアユースに入るか

ジュニアユースに入る手段は下記のパターンが考えられる。

・所属しているチームにジュニアユースがある。
・通っているスクールなどの選抜クラスからの昇格
セレクションに合格する。
練習会で内定をもらう。
・スカウト

一般的には上記から決まる場合が多いと思う。

昨年の私の周りを見ていると、

・選抜クラスからの昇格
・練習会で内定

が多かったと思う。

セレクションで決まる場合も当然多いが、チームのレベルが高いほどセレクションの難易度はさらに高くなると思っていた方が良いだろう。

スケジュール(2020年)

昨年のJ下部などのスケジュールはこんな感じだったと思う。

・ジュニア・選抜クラスからの昇格  〜7月中旬
・練習会              7月中旬〜8月中旬
・セレクション           8月下旬〜10月上旬

上記のスケジュールで進み、その後都県の上位リーグチームが追っかけていく感じだった。

ただ今年は少し様相が異なるようで、6月頃よりクローズドな選考を兼ねた練習会がスタートするようだ。いくつか実施される話を聞いている。

そしてセレクション案内も順次日程が発表されている。

【ジュニアユースのセレクション案内】

現段階で私が知るJ下部の募集はこんな感じだ。

セレクション情報は別途まとめていきたいと思う。

選定基準を決めて候補チームのリストアップ

現段階での子供の力を客観的に評価して、候補チームをリストアップをする。

トレセン歴、現在はJ下部の選抜クラスに属しているなど、親なりに客観的な現在地は把握できると思う。

またチーム選びについては選定基準を明確化することで、候補チームは膨大にはならないと思う。

 

・練習場所までの移動に要する時間
・戦う主戦場(関東リーグ・東京都リーグ1部・2部など)→目安
・チームの1学年あたりの人数(18人程度〜50人とチームにより幅広い)
Bチームで公式戦の機会はあるか?
・人工芝の練習場所が確保できる。
・月々の費用など金銭面
・コーチにトレーナーがいる。

これは一例だが必要な要件、優先順位や基準は人によるだろう。

上記の中で、息子が通ってみて思ったのが、移動時間はやはり1時間程度までがやはり良いなと感じる。

それ以上になると自宅への戻りが22時を過ぎてしまう。

距離はとても大切で、自転車で15分で通えたりすると時間も有効活用できるだろう。

また土日は遠い場所での遠征比率が多いと、コスト的にも時間的にも悩ましい。

ジュニア時代と異なり、ジュニアユースと中学生の生活の両立はなかなか忙しい。

 

またコロナ禍で今回も都内の公共施設が多く閉鎖されていると思う。練習場所がそういう場所に限定しているチームはとても大変だ。

来年以降もそんな状況が続かないと思っているが、念の為のリスク管理として練習場所を把握しておいて、今回のような事態の際にどう対応しているかを知っておいた方が良いだろう。

 

そしてジュニアユースで思ったのはトレーナーがいると、休みの日の過ごし方、効果的な体幹トレ、怪我した時の対応、など多くの場面で意外と良いフィードバックが得られる。常駐でなくとも、提携しているトレーナーがいる、というのも意外と重要な要素の一つと感じた。

チームへの入団方法を考える。

さて行きたいチームが決まったら、どのように入るかを考えなけらばならない。入る方法は先ほどまとめた通り

・所属しているチームにジュニアユースがある。
・通っているスクールなどの選抜クラスからの昇格
・セレクションに合格する。
・練習会で内定をもらう。
・スカウト

が考えられる。

練習会には、誰でも申し込みをすれば体験できるオープンな練習会と、特定チームのみに声がかかるクローズドな練習会がある。

また純然たる雰囲気を知るための練習会と実質セレクション的な練習会がある。

なので、所属するチームにはジュニアユースの練習会に呼ばれているのがどんなチームがあるか早めに聞いておいたほうが良い。J下部などは基本的に特定チームに声がかかる練習会のみで、一般で広く集める練習会はないといって良いだろう。(私の知る地域では)

特に関東リーグ及びJ下部クラスにおいて、練習会に呼ばれるかは重要なポイントである。強豪チームでも意外とそのネットワークが弱いチームもあるし、中堅チームでもネットワークの持っているチームもある。

スケジュール的に

第一希望のチームは10月のセレクションでしか入団する方法がない。
第二希望のチームはは8月に練習会がある。

と言った場合に8月に練習会で第二希望のチームに内定をもらったけど、行くか行かないかの返事は9月末までに必要だと言うことも出てくる。

第二希望を断ってしまって、10月にセレクションで第一希望のチームに落ちてしまったら、詰んでしまう恐れもある。

ジュニアユース活動の難しさはそこにある。

(ただしどうしても欲しいと言われた場合や、J下部を受ける場合は待ってくれる場合も多々ある)→ただしJ下部同士だと無理だがw

 

ジュニアユースチームのスクール

J下部の場合、どのチームもジュニア向けスクールを運営しながら、なんらかの選抜クラスを有するところが多い。

J下部を目指すなら早期にこの選抜クラスに入り昇格を目指すのがベストなJクラブジュニアユースへの近道だ。

優秀な選手は掛け持ちをしている場合もある。(掛け持ち禁止のチームもある)

またJ下部に限らず東急Sレイエス三菱養和などもスクールを持ち、東急Sレイエスはセレクトクラスで優秀な選手の囲い込みもしている。

 

選抜クラスは日々がセレクションのようなもの。また長い付き合いの中でコーチにある程度、その選手の良い部分悪い部分がバレてしまうのが痛し痒しだが、選抜クラスに入って切磋琢磨されるメリットは大きいと思う。

 

通常の街クラブでもスクールを持つジュニアユースチームは特に神奈川県の1,2部チームは意外と多い。

そういったチームを希望する場合、内部昇格制度があると明確に謳っているならばそのスクールに通うのもひとつの方法だ。

こういったスクールはジュニアユースの活動前の時間で指導できるし、そこから内部昇格制度を謳うのは、チームにとって経営的にも集客的にもメリットがある。(ジュニアユースチームの経営の安定化の一つ)

同じようなレベルの選手の場合、スクールに通った子がいればそちらを優先するだろう。

また選手側からも、そのスクールに通ってみてコーチが良ければ、その後安心してジュニアユースに入れるメリットもある。

現在U11以下ならばこういった戦略を進めるのも良いと思う。

練習会

行ける練習会があるならば、どんどん行ってそのチームの印象を見定めるのも良いだろう。

全てがわかるわけではないが、少なくともセレクションよりかは雰囲気はわかる。

特にU13の選手と一緒に練習できるならば、もっとよくわかる。

ウチの息子も練習会に参加して、練習終了後にコーチの指示のもとストレッチをしていたら、U13の子がボソッと「いつもはやらないじゃん」と言っていたよ(笑)と普段わからない本音が聞こえることもあるw

 

そして、練習会でストロングポイントをPR出来れば、内定がもらえるかもしれないし、その後のセレクションの結果にもつながるかもしれない。

 

練習会で内定を出すチームと出さないチームもあるので一概には言えないが。

 

セレクション

J下部などの場合、

1, ジュニアチームや選抜クラスからの昇格選手を決める。
→これもすんなりというわけでもない。
2, 練習会やスカウトで決まる。

のプロセスを経てのセレクションだ。

多くのチームは、既に定員が限りなく埋まっている場合が多く、採用が数名(0〜3名程度)になりがちだ。

そしてその場合、もうチームとして欲しいタイプの選手はある程度決まっている。

それは既に決まった選手の中にいないタイプだ。

足元のうまいMFが既に昇格者・内定者に多くいれば、たとえ彼らと技術が同等でも選ばれることは難しい。

しかし大型のサイドバックが欲しい等、それに合致すればスムースに決まる場合もある。

つまり上手ければ決まるわけではないのが難しいところ。

ただし、力が抜けている場合はその限りではない。

 

またJではないある強豪チームのセレクションで、知り合いの背の高い左利きの選手は、そのチームのニーズに合致してすぐ決まったという話を聞いた。

ある程度囲い込みが進んでいるチームのセレクションはそういう要素が強いことを理解しておく必要がある。

FC東京は深川、むさしともそれぞれ10名程度募集と明記しているので、それなりにセレクションで入れる可能性は高い。(ただアドバンスクラスからも多く受験するので競争は厳しい)

また横浜F・マリノスJYや川崎フロンターレは先程のセレクション要項にも書いているが、募集人員は若干名で0名の場合もあると明記されている。ほぼ構想が出来上がっていると思っていて良いだろう。

またチームにもよるが、セレクションで3次・4次まで予定されていても、2次で内定をもらったなどの話は意外と多く、3次・4次まで行ったけどダメだったという話も多い。欲しい選手は意外と早く決まる場合も多いように感じた。

 

SNSツールを利用したチームからの発信があるか

昔と異なり、今は多くのSNSツールやネットを利用したは発信方法がある。

・facebook
・twitter
・ブログ
・instagram
・youtube
・通常のホームページ

律儀に細かく発信しているチームもあれば、不定期なチームもある。

この有無のみで評価をする必要はないと思うが、情報収集上多く発信しているチームはとても助かる。

 

行きたいチームの雰囲気を少しでも知るための重要なポイントだと思う。

 

 

本人の決断

最終的に、多くの情報を子供と共有し話し合いをしながら、行くチームは子供に希望を聞いた方が良いだろう。

私の知り合いは最終的には子供に決めさせた、というのが多かったように思う。

・都県1部と2部のチームで内定をもらったが、コーチの印象の良い2部のチームにした。
・当初希望していた強豪チームの練習会に行ったが、コーチが好きになれそうにないので、セレクションは受けなかった。

 

その判断が全て正しいわけではないと思うが、子供がネガティブな気持ちを持つチームに行かせるのは難しい。

中学時代の3年間継続するのは親ではなく子供だ。

まとめ

まあ色々書いたが、

・親は極力多くの情報を持っておく。
・子供はいろんなチームを体験して合ったチームに入る。

ことが出来れば言うことはない。

 

あるチームでは評価されなかったが、別のチームでは高く評価されるという例は私の知る限り多くあったように思う。

・某J下部には1次で落ちたが、別のJ下部は2次で合格した。

なんて話は良くあることで、それは求めている選手はさまざまだし、そうやって自分に合ったチームは見つかるものだ。

ウチの息子も第一志望のチームではなかったが、評価を頂いてすぐに内定をもらったので第一志望のチームは受けるのを辞めてそのチームにした。

ただ中学受験同様、受けるレベルが高くなればなるほど、このセレクションのシーズンは親も精神的に疲れるので、覚悟をしておこう(笑)

当然、即座に決まる選手の親はその限りではないかもしれないが。