撮りためたサッカーのビデオをNAS(ネットワークハードディスク)で管理した話

息子が生まれる前にビデオカメラを購入し、赤ちゃん時代〜幼稚園時代とビデオを撮り溜めていた。幼稚園の途中頃からスマホでの動画撮影も増えてきて、ビデオカメラの出番は減るかなと思っていたが、その後息子のサッカーの試合の撮影でまだまだ出番がとても多い。

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不要な動画データは削除しないとダメだなと思いながら、データは溜まる一方だ。昔購入した古い外付けハードディスクが2台、あとはSDカードの枚数がひたすた溜まっており、ろくに管理出来ていない状況だ。どの機会やSDカードが故障してもおかしくないこの現状を改善すべく、色々検討して決めたのは動画全てをNAS(ネットワークハードディスク)で管理することにした。

結果的には色んなデバイスからアクセス出来るようになったのでとても満足している。

NAS(ネットワークアタッチドストレージ)

NASはネットワークアタッチドストレージ (Network Attached Storage) のことで、ローカルエリアネットワーク(LAN)を介して複数の端末でファイルやデータを共有するためのストレージ機器である。ここ最近は家庭用のNAS機器が増えており、手軽に写真・動画・音楽などを家族内でPCやスマホからアクセス出来る事が大きなメリットだ。

通常の外付けのハードディスクであれば。PC等と1対1で接続となるが、NASはLAN上にあるのでそこに繋がるPCやスマホ、プレイステーションなど家庭内の多くのデバイスからアクセスが可能だ。また設定すれば外部からもアクセスは可能となっている。

NASを購入した目的・理由

今回このNASにした目的は下記の通りだ。

・家族の動画や写真などのデータを一元管理したい。
・動画をスマホ、iPad、PC、macbook、テレビなど色んなデバイスで見たい。
・動画のデータを管理する上で冗長性を持たせたい。

現在はバラバラなデータ管理となっており、動画は撮影する一方であまり過去の動画を見る事が少なくなっている。iPadでサクっと見れると家族でも過去の試合の振り返りもしやすいし、動画の検索性の改善も図りたかった。

どのメーカーのNASにした?

販売している主なメーカーは国内ではバッファロー・IOデータ機器台湾メーカーのQNAP・SYNOLOGYアメリカのNETGEARなどだろうか。機種として、既にハードディスクが組み込んだ機種、またはハードディスク別売の箱だけの機種がある。

そしてハードディスクを組み込めるベイ数も例えばSYNOLOGY社では1ベイ〜24ベイと多岐に渡っている。一般的な家庭で使うデータ量、またバックアップ対策を考慮すると1ベイではNG、2〜4ベイで十分だろう。私は2ベイのタイプを検討した。

そして国内のバッファローやIOデータはハードディスク組み込みの製品が主流で、海外メーカーは別売が多い感じだ。私は細かく設定が出来、拡張性のありそうなSYNOLOGY社のDS-220jにした。ハードディスクはWD社の4TB(赤)✖️2だ。

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WD Red WD40EFAX 内蔵ハードディスク SMR HDD 4TB 3.5インチ Western Digital(ウエスタンデジタル)【LHD-WD40EFAX】 4TPS

SYNOLOGY社とQNAP社で検討したが、この2社比較だとSYNOLOGY社が価格的に安かったのと、NETGEARは以前所有してい事があったが少し設定が面倒だった記憶があったから対象外とした。

バックアップ対策をとるならばRAID1対応の機種で

今回のNASの購入のポイントは冗長性だ。2ベイのハードディスクを組み込みRAID1で設定している。これはビデオをこのNASに保存すると2台のハードディスクの同時に書き込んでくれる。いわゆるミラーリングだ。1台のハードディスクが壊れても1台が生きている限りデータは残っている。

ただしRAIDはバックアップ対策とは異なる。間違ってある動画を削除すると2台のディスク同時に削除されてしまうし、過去のある時点に戻ることは出来ない。またRAID1対応のNASであること、または設定時にRAID0に誤ってしまうと、2台のディスクに書き込んでくれないので使い方は要注意だ。

私もこのあたりは専門外なので購入する際はNASの選び方など色んな情報を参照しながら機種選定をした方が良い。またどうしても守りたいデータがあるならば別のHDDやクラウドに保存した方が良いだろう。

実際に購入して録画データを移行した

息子が生まれてから重ねてきた動画は結構な量になっていた。

  • IOデータHDD  640GB
  • バッファローHDD 1TB
  • SDカードに保存 800GB程度

このようにバラバラに保存していると過去の動画はあまり見なくなっていた。

DS220jの設置〜設定

購入して想定外だったのがハードディスクがカートリッジ式ではなかった事だ。箱を開けてネジで固定するのが少々面倒だった。このあたりはQNAPの方が良いかもしれない。

  1. まずはハードディスク✖️2つを本体に装着。
  2. その後、家庭内のLANネットワークに接続して設定を始める。
  3. PCかMacから設定を開始する。
  4. DS220jの検出→管理者アカウントの作成→外部からつなげるQuick connectの設定
  5. 必要なアプリのインストール

など説明書を読みながら進めていこう。(ここはそんなに難しくない)設定が終われば、ネットワーク上からNASが見えてファイルサーバーとして運用出来るようになる。

ブラウザでの各設定やインストールなど、見やすい画面でストレスが少なくて良い。また購入者も多いのでこの機種に関してはググれば色んな情報が検索出来る。

動画データの移行

その後ファイルステーション経由で過去の動画の移行をスタートした。私は各日時毎及び対戦相手毎にフォルダを作成してデータを移した。1日少しずつ時間を使って1週間ほどでほぼデータはNASに移行出来た。

全ての動画のデータ量は1.8TBだった。4TBのHDDを購入しているので、息子のサッカー動画もU15までは持つ感じだろう。(その頃には息子に来るなと言われるかもしれないがw)

色んなデバイスで動画を視聴してみた

PCとMac

これはファイルサーバーのフォルダをクリックして見たい動画を再生すれば見れる。もしくはSYNOLOGYのブラウザアプリのVideo Stationからでも見れるが対応してない動画形式もある。ただノートPCからは少し見にくいよね。

プレステ経由でテレビで視聴

まずはSYNOLOGY側ではブラウザでメディアサーバーをインストールしておく。そしてプレイステーション4ではメディアプレイヤーというアプリをダウンロード(無料)すれば良い。プレイステーション4がwifiに繋がっていれば、メディアプレイヤーで開くと、DS220jが検出され、動画が見れるようになる

これは全く問題なしだ。自宅の液晶テレビでNASからでも全くストレスなく息子の雄志が見れてとても嬉しい。

iPadで見る。

私の場合このデバイスで一番試聴する頻度が高いので、これが問題なく見れる事が一番大事だ。まずiPadのアプリでSynologyDS videoをインストールすれば動画が、DS photoを入れるとNASの写真が見れるらしい。アプリをインストールしてNASのアカウントでログインする。

するとNASに入っているデータが出てきた。しかしここで問題が発生する。写真は問題ないが、動画は動きがとても悪く、再生すると3秒くらいで止まったりして、スムーズな動画が見れない。またAVC HD形式で録画した動画は対応してないようで見れない。(XAVCS HDや4K形式の動画は見れた)

これには正直、かなり意気消沈。しかしそれでは困るので、色々打開策を調べてみた。まずはAVC HD対応の再生アプリを探して、VLC for mobileというのが見つかったのでこれをインストール。このアプリを利用するとネットワークからすぐNASを検出してくれて、動画を開いてみた。

このアプリならAVCHD形式も問題なく視聴出来た。しかも動画もとてもスムーズで全くノンストレスで再生してくれる、感動ものだ。いやあここにたどり着くまでに結構時間を要したw

Wifiルーターは今年春先に購入してスピードアップしている

以前に家で利用しているwifiルーターは6年程度使っていて、最近スピード落ちているかなと思っていたので春先に新しいものを購入している。その際スピードチェックをしているが5倍以上は早くなった。

ネットワーク環境や光回線は問題ないのにスピードが遅いという場合はWifiルータの可能性もある。自宅をある程度大容量でネットワーク環境を整えるならば、このクラスのWifiルータがあるとノンストレスだ。

 

まとめ

我が家的には動画を全てNASに保存することで管理がとても楽で、また気が向いたらiPadでも気軽に動画を視聴出来るようになったのはこの上ない便利さだ。少しコストはかかったがこの便利さは購入して後悔は全くない。

購入して良かった点

  • 管理が楽なので撮影して動画はその日のうちにNASに保存して、すぐ家族で見れるようになった。
  • 家庭内ならばいつでもどの場所でも、色んなデバイスで見れるようになった。
  • NASのRAID1で管理することにより、1台のディスクが壊れてももう1台あるので冗長性が確保出来る。

 

課題点

  • ディスクが2台あるが、データを間違えて消去すると2台ともデータは消えるので、どうしても残したいデータは他のHDDかクラウドでバックアップの必要はある。(PCで間違ったデータを消去する可能性はある)
  • スムーズに運用するまでにある設定に時間を要した。→ネットワーク系、機器に全く弱い人にはオススメではない。
  • 日々機器が問題なく可動しているか確認する必要はある。

 

結論

現段階では良い買い物だったと思っている。サッカーの動画を撮影して、家族一緒に動画を見る楽しみがより一層深まった。

またこのSYNOLOGYのNASはブラウザでの設定も比較的見やすいインターフェイスだしお勧めのNASだ。今は動画ビデオのみの運用、あとは時間がある時に写真も移していこうと思う。(写真はクラウドでもバックアップは取っている)

今後も運用や利用の中で気になる事があればこちらの記事にフィードバックしていくつもりだ。