2022年の関東U15の公式戦進捗

ジュニアユースU15のサッカー戦線は6月に入り、既にクラブユース関東大会も始まっている。

長く続くコロナ禍だったが、この2022年のサッカーはほぼスケジュールを消化出来ているのは本当にうれしい。

しかしながら関東リーグ等の公式戦は試合や会場によって、

  • 無観客
  • チーム関係者のみ観戦可能
  • ホーム関係者のみ観戦可能
  • 通常通りの観戦可能

という様々な形態で行われている。これらが全て通常の状態に早く戻って欲しいと思う。

サッカーというスポーツが中長期的にもファン獲得の機会を逸する一つの要因にもなる。

今回は、U15世代の各大会、リーグ戦についてまとめてみたい。

U15世代の公式戦(関東)

関東リーグに所属しているチームは、このU15世代は下記の大会をベースに1年を過ごしていく。

関東リーグU15 3月~10月 リーグ戦 10チーム総当たり2回戦(計18試合)
クラブユース選手権
関東大会
6月~7月 トーナメント 15チームが全国大会へ
日本クラブユース選手権大会 8月 リーグ戦
+トーナメント
リーグ戦2位以上でトーナメント
進出(全国48チーム)
高円宮杯関東大会 11月 トーナメント 4チームが全国へ
※関東リーグ1部上位4チームは
関東大会免除で全国へ
(計8チームが全国へ)
高円宮杯全日本U15大会 12月 トーナメント 全国32チームトーナメント

 

こう考えると、トーナメントを勝ち続ける限りU15生活はかなり忙しい。

特に出場チームが多く、夏休みに北海道で戦えるクラブユース選手権大会を第一に考えているチームは多いのではないだろうか。

関東の都県リーグの所属チームは、

通常の都県リーグ戦クラブユース及び高円宮の都県トーナメントを勝ち抜いた上で、関東大会を戦うので本当に大変だと思う。

関東リーグ(3月~10月)

6月段階での順位表をまとめてみた。

現在まで基本的には10試合を消化している。

まずは関東1部リーグ

錚々たる10チームの中で3チームが自動降格。なかなか厳しい戦いで楽な試合はほぼないだろう。

現在FC東京深川が抜けているが、無敗のチームはないし、上位6チームまでは逆転する可能性もありそう。

首位の深川の強みは失点が少ないということ。このまま安定した戦いを続けるかもしれない。

 

次は2部リーグ。まずはA のブロックから。

こちらも無敗チームはゼロ。まだまだ順位は変わる可能性は大いにある。

上位6チームを見る限り、勝利をすることも大事だが、負けないことが勝ち点の差につながっているともいえる。

皆5~6勝しているが、上位3チームは負け数が少なく引き分けに持ち込んでいる。
(勝ち点を失っているともいえるかもしれないが)

 

次は2部のBブロック

Bブロックは首位と2位が少し抜けていて、3位4位がそれに続いている。

まだひっくり変わる可能性もあるが、得点数や失点数のバランスを考えると、上位2チームは安定している。

2部は1位で優勝すると1部へ自動昇格だが、2位だとA,Bブロックの2位同志で戦って勝利したチームが昇格。

上位チームとしては、本当に1試合たりとも気が抜けない試合が続く。

 

現在は前半までの9節+後半最初の10節まで消化しているが、次は7月下旬まで関東リーグはない。

後半戦もとても楽しみだ。

 

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会

関東大会

6月初旬よりスタートしたクラブユース関東現在全国大会出場権15のうち12チームが決まっている。残り3チームの出場権を争うのと、残りベスト4で優勝争いが残っている。

東京都 10チーム 神奈川県 10チーム
埼玉県 7チーム 千葉県 7チーム
山梨県 3チーム 群馬県 4チーム
栃木県 4チーム 茨城県 5チーム
関東リーグ 30チーム 合計 80チーム

各都県リーグのチームは4月~5月に都県大会を行い、上記のチーム数が関東大会に出場権を得て、ここから関東リーグの30チームも参戦する。

そして80チームから、

  • 1 位〜15 位までの 15 チーム第 37 回⽇本クラブユースサッカー選⼿権(U-15)⼤会の出場権を与える。
  • 16 位〜23 位まで第 9 回 JCY インターシティトリムカップ EAST の出場権を与える。

となっている。

3回戦(6月18日~19日)

まずは3回戦は6月18日~19日に予定通り実施されて、結果は下記の通り。

横浜FC (神奈川県) 2VS1 FCトリプレッタJY (東京都)
鹿島アントラーズFC (茨城県) 1VS1
(PK3-2)
FC多摩 (東京都)
FC LAVIDA (埼玉県) 0VS1 クラブ与野 (埼玉県)
横浜F・マリノス追浜 (神奈川県) 0VS2 FC東京U-15むさし (東京都)
FC東京U-15深川 (東京都) 1VS0 三菱養和SC巣鴨JY (東京都)
川崎フロンターレU-15 (神奈川県) 0VS0
(PK7-6)
横河武蔵野FC U-15 (東京都)
水戸ホーリーホックU-15 (茨城県) 0VS5 柏レイソルU-15 (千葉県)
栃木SC (栃木県) 2VS0 すみだSC (東京都)
VITTORIAS FC (千葉県) 0VS2 湘南ベルマーレ (神奈川県)
JEF UNITED市原・千葉U-15 (千葉県) 1VS0 三菱養和SC調布JY (東京都)
Wings U-15 (千葉県) 1VS1
(PK4-3)
STFC (東京都)
柏レイソルA.A TOR’82 (千葉県) 1VS2 浦和レッズJY (埼玉県)
ブリオベッカ浦安 (千葉県) 4VS3 成立ゼブラ (埼玉県)
東京ヴェルディ (東京都) 7VS0 ACカラクテル (千葉県)
シュートJY FC (神奈川県) 4VS1 東急SレイエスFC (神奈川県)
ヴァンフォーレ甲府U-15 (山梨県) 1VS1
(PK4-5)
横浜F・マリノスFC (神奈川県)

これによりベスト16が残った。全国大会出場権は15チーム

4回戦(6月25日)

そして6月25日(土曜日)に4回戦が行われ、結果は下記の通り。

横浜FC (神奈川県) 4VS2 鹿島アントラーズFC (茨城県)
クラブ与野 (埼玉県) 0VS1 FC東京U-15むさし (東京都)
FC東京U-15深川 (東京都) 0VS1 川崎フロンターレU-15 (神奈川県)
柏レイソルU-15 (千葉県) 10VS0 栃木SC (栃木県)
湘南ベルマーレ (神奈川県) 1VS2 JEF UNITED市原・千葉U-15 (千葉県)
Wing U-15 (千葉県) 3VS2 浦和レッズJY (埼玉県)
ブリオベッカ浦安 (千葉県) 0VS3 東京ヴェルディ (東京都)
シュートJrユースFC (神奈川県) 1VS2 横浜F・マリノスJY (神奈川県)

水色に塗りつぶしの8チームはまずは全国大会出場権を得た。

代表決定戦(7月3日)

既に8チームが全国大会出場権を得て、残り8チームのうち7チームが負けトーナメント方式で出場権を争う事になる。

そして7月3日にまずは1回戦が行われた。

鹿島アントラーズ (茨城県) 2 VS 4 クラブ与野 (埼玉県)
FC東京U-15深川 (東京都) 3 VS 0 栃木SC (栃木県)
湘南ベルマーレ (神奈川県) 1 VS 1
(PK2-4)
浦和レッズJY (埼玉県)
ブリオベッカ浦安 (千葉県) 3 VS0 シュートJrユースFC (神奈川県)

これにより新たに4チームが全国大会出場権を得たことになる。(計12チーム)

次週の7月9日と10日ですべてが決まる予定となっている。

都県 都県チーム 関東リーグ 都県 都県チーム 関東リーグ
東京都 3チーム 神奈川県 3チーム
埼玉県 2チーム 千葉県 1チーム 3チーム
茨城県 栃木県

準々決勝

また勝った8チーム(全国大会出場チーム)は次回ベスト4をかけて、この週末試合が行われた。

横浜FC (神奈川県) 3 VS 2 FC東京U-15むさし (東京都)
川崎フロンターレU-15 (神奈川県) 1 VS 3 柏レイソルU-15 (千葉県)
ジェフユナイテッド市原・千葉U-15 (千葉県) 雷により抽選で
JEFの勝利
Wings U-15 (千葉県)
東京ヴェルディ (東京都) 4 VS 0 横浜F・マリノスJY (神奈川県)

残念ながらジェフWingsは当日の荒天で、抽選を行いジェフが勝者となったとのこと。

とても残念な結末ではあるが、既に全国大会出場権を得られているのが救いでもある。

そして7月9日に準決勝7月10日に決勝が行われる予定となっている。

全国大会

各地区大会終了後、8月に全国大会が行われる。

今年は『第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会』という名称で行われる。

実施時期 2022年8月15日~24日
場所 北海道帯広周辺
出場チーム 全国48チーム
内訳は、
・北海道 2   ・東北  3
・関東  15  ・北信越 4
・東海  6   ・関西  7
・中国  3   ・四国  2
・九州  6
競技方式 ・48チームを12グループに分けてグループステージを実施
グループ上位2位+3位の中から上位8チーム計32チームがノックアウトステージを行う。
(トーナメント)

詳細は日本クラブユースサッカー連盟の大会要項を参照して欲しい。

ちなみにここ5年間の上位チームは

実施年度 優勝 準優勝 3位
2021年 FC東京U-15むさし サガン鳥栖U-15 名古屋グランパスU15
東京ヴェルディJY
2020年 中止
2019年 サガン鳥栖U-15 セレッソ大阪U-15 FC東京U-15むさし
横浜F・マリノスJY
2018年 サンフレッチェ広島JY セレッソ大阪U-15 横浜F・マリノスJY
コンサドーレ札幌U-15
2017年 サガン鳥栖U-15 柏レイソルU-15 浦和レッドダイヤモンズJY
清水エスパルスJY
2016年 清水エスパルスJY JFAアカデミー福島U-15 コンサドーレ札幌U-15
三菱養和巣鴨JY

ここ最近を見る限りサガン鳥栖が安定して強い感じだ。FC東京U-15むさしも同様だが、今年はどうなるか楽しみだ。

 

高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会

次はU15の最後の公式戦と言って良いだろう。こちらも都県大会~関東大会~全国大会の順で実施される。クラブユースとの違いは、クラブチームだけでなく中学校部活も参加可能なことだ。

 

関東のクラブチームの場合、

  • 都県リーグのチーム・・・都県の大会からスタート
  • 関東リーグ1部5位以下と2部・・・関東大会から
  • 関東リーグ1部上位4チーム・・・全国大会出場権あり

という流れになっている。現在行われている関東リーグ1部の上位チームのご褒美はまさにこの全国大会出場権である。

関東大会

関東大会は昨年の場合だと、下記のチームでトーナメントが行われた。

東京都 6チーム 神奈川県 4チーム
埼玉県 8チーム 千葉県 5チーム
山梨県 2チーム 群馬県 3チーム
栃木県 4チーム 茨城県 6チーム
関東リーグ 26チーム 合計 64チーム

都県により出場チーム数にバラつきがあるが(神奈川が少ない)のは私も知らない。

基本的にはこの64チームを4つのブロック(16チーム毎)に分けてトーナメントを実施。各ブロックの優勝チーム合計4チームが全国大会への出場権を得られる。(関東リーグ上位4チームと合わせて8チームが全国へ)

クラブユース以上に厳しいトーナメントになっている。

例年は11月に実施される。(関東リーグ終了後)

全国大会

2022年は第34回目を迎える高円宮杯は昨年を例に取ると下記の通りに実施する。

実施時期 2021年12月11日~27日
場所 群馬県、山口県、大阪府、東京都
決勝は味の素フィールド西が丘で行われた。
出場チーム 全国32チーム
内訳は、
・北海道 2   ・東北  3
・関東  8   ・北信越 3
・東海  3   ・関西  5
・中国  2   ・四国  2
・九州  4
競技方式 ・32チームによるノックアウト方式(トーナメント)で優勝以下3位迄を決定する。(3位決定戦は行わない)

詳細は昨年の大会要項を参照して欲しい。

ここ最近の上位3チームは下記の通り。

実施年度 優勝 準優勝 3位
2021年 サガン鳥栖U-15 FC LAVIDA 名古屋グランパスU15
鹿島アントラーズつくばJY
2020年 サガン鳥栖U-15 鹿島アントラーズつくばJY FC多摩ジュニアユース
浦和レッドダイヤモンズJY
2019年 ガンバ大阪JY サガン鳥栖U-15 ヴィッセル神戸U-15
大宮アルディージャU15
2018年 FC東京U-15深川 ツエーゲン金沢U-15 川崎フロンターレU-15
浦和レッドダイヤモンズJY
2017年 サガン鳥栖U-15 FC東京U-15深川 大宮アルディージャU15
清水エスパルスJY
2016年 清水エスパルスJY コンサドーレ札幌U-15 横浜F・マリノスJY追浜
湘南ベルマーレU-15平塚

サガン鳥栖がやはり安定した強さを誇っている。どうしても学年により成績のムラが出るものだが、この6年間で優勝3回、準優勝1回は流石としか言いようがない。

まとめ

大会としては、まだJCY インターシティトリムカップ (東西)があったりするので、日を追ってまた追記したい。

今週がクラブユース関東の大きな山場でもある。

昨年のクラブユース関東大会は出場チームを決めるだけのミニマムな大会だったが今年は決勝まで実施されるので、とても楽しみだ。

 

 

 

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